成功のピラミッド!
ジョン・ウッデン 名門UCLAコーチ 稀代の名将
成功を成し遂げるためにには一体何が必要なのか?成功は信念と忍耐に支えられている。そして信念と忍耐は、闘志と競争力と高潔によって支えられている。というように「成功」という現象が何によって起こるのかその裏にはどんな要素が必要なのかを現したものです。
土台がスカスカならば成功が頂点に乗ることはない。逆に土台さえしっかかりとしていれば成功する準備が整ったことになる。
大切なのは、小さなことだ。小さなことが大きな事を引き起こす。些細なこと小さな事をしっかり積み重ねること、今日という日に集中することだ。
できないことに、できることの邪魔をさせてはいけない。できないことをコツコツと解決していけば長所があらわになっていく。
成功とは、成り得る最高の自分になるためにベストを尽くしたと自覚し、満足することで得られる心の平和のことだ。
2016年5月23日
集中力を高める!
環境を整理する
環境の劣悪さは集中力が減退するメカニズムにおいて、原因の筆頭に挙げられる。安定した環境は脳内物質のセロトニンを 生みだし、この成分が集中力の基となる。やるべきことをなす直前には、あなたの周囲の環境は整然としてるように。
睡眠を重視する
驚くほど多くの人が眠りを重要視していない。徹夜は集中力も判断力も低下させる。最低でも7時間の睡眠をとり、身体も心も回復させておくべきだ。大切なのはしっかりとした生活習慣なのだ。
集中するコツ
1つはどこか一点を見ること。もう一つはイメージを実現すること。次の動作をイメージしてどんどん体を動かしていく。気がつくとそれが次の動作の連続的な集中を生む。集中力はトレーニングで鍛えていくことができる。フリースローの連続イン、乱数表など短い時間でも効率よく自分を追い込む癖をつけよう。集中力など精神力は物理的に限りがあるものではなく、信念・意志トレーニングでいつまでも頑張れるようにできる。
2016年2月20日
メンタルアップ!
「勝負に強い人と弱い人の脳はここで決まる」
勝負に強い脳はどこで決まるかというと、「自分からヤッテやる!」という自己報酬神経群。どういうふうに決まるかというと、「残り10メートルでゴール」と意識すると、「自分からヤッテやる!」という神経群が「もうゴールだ」という意識になります。ということは、その先の心技体の力が止まることになるわけです。
「残り5分で勝てる!」と思っても脳は、機能を止めるので、そこでただの選手になってしまいます。で、逆転負けをくらいます。みなさん思いますよね。「リードしてる、あと2分」そう思った瞬間ダメになります。サッカーでも、ゴールって思って蹴ると、脳はただの選手になります。脳の中で「ゴール」を意識した瞬間に、体がダメになってるんです。サッカー選手は、誰が蹴っても入るような所からでも、ひどい蹴り方をしてたりして、なんかおかしいんじゃないかって思ったり……。ゴールと思って蹴ってるとそうなるんです。前の監督のジーコさんがいいことを言ってました。「あれは、ゴールと思って蹴ると入らない。ゴールを通り抜けるバーだと思って蹴ったら入る」って。みんなそれを聞いて「同じことじゃないの?」って思ったんですが、ジーコさんは体感的にそれをわかってらっしゃるんです。自分の経験から、おっしゃってるんです。僕の言っているA10神経群が、ゴールと思ったらダメなんです、ゴールを通るバーだと思うと、ゴールのどこを通そうかっていうふうに脳が働くことになるので、ものすごく正確な動きが生まれるのに、ゴールだと思ってしまうことがダメなんです。水泳選手にもそういう話をしました。で、ゴールを意識をしないで泳いでみようってやってみたら、世界新記録が次々と生まれてきたんです。
だから、途中で「ゴールだ」「終わった」って意識しちゃいけないんです。勝ち負けに勝負をかけるのではなくて、勝ち方に勝負をかけないとだめなんです。達成の仕方に勝負をかけるんです。すごい人っていうのは、勝っても勝ってもまだ「勝った」って言わないんです。
「北京オリンピック競泳選手が力を発揮した勝負脳」
成功する人には勝負脳の法則があります。人間の脳というのはどうにでも対応できる力を持ってるので、一番は目的よりも目標に集中することなんです。勝ち方に勝負するので、脳はすごい力を発揮します。勝ち負けにこだわると「負けるかもしれない」っていう否定語が入ってくる、脳はそれについて守ろうっていう考え方が生まれてくるので力が発揮できません。勝ち方にこだわる。で、問題を明確にして達成方法を考え、最後まで一気に駆け上がることなんです。
競泳選手のアメリカ合宿で「否定的な言葉を使わない」「一気にかけ上がる」「極限の手を抜かない」は合言葉になりました。そうしたら、上野監督から「先生、すごい記録がバンバン伸びだしました」って言ってこられたんです。「こんなにやりやすいナショナルチームの合宿は生まれて初めて。みんないつも文句ばかり言うのに」っておっしゃってたんです。
「本番で実力以上の力を発揮できない理由」
「明るい前向きの性格」「否定語を含まない考え」「いつでも全力投球」ということが、脳のストッパーをはずすんです。だから、いざとなったとき、すごい力を発揮するんです。才能を磨くことになるんです。長時間根性を入れて練習することではありません。それはなんの足しにもなりません。試合もコーチも嫌いになるだけです。だから、力を発揮できません。守りがち、気持ちが攻めない、全力投球していない、これはだめなんですね。勝てない。
「心は進化するか?」
彗星のごとく、記録を伸ばす方法があるんです。これを北島選手たちにも教えたんですね。「本能を克服する勝負脳」。これは、損得抜きの素直な性格はすごい力を発揮します。で、ライバルは自分を高めるツールだと考えなさい。ライバルを敵と思ってはいけないんです。敵ってなると守らなきゃいけない、打ちのめさなきゃいけないっていうふうになると、人間の脳っていうのは、違いを求めてともに生きるっていうしくみに反するわけですね。それをどう生かすかって言ったら、勝ち方に勝負をかけるんです。だから、ハンセンは絶対敵って思っちゃいけないんです。そういうアドバイスをしたんですね。で、チームのためにコーチ、監督を好きになる。だからみんなに「コーチは選手にとって神さまがつかわした人なんです。技術、知識、脳の力をフルに発揮して、日本人がすごいってことをみんなに見せよう」っていうのを合言葉にしてたんです。コーチたちも感動して「やってやる!」ってすごかったですよ。
2015年1月26日
メンタルアップ!
チームへの思いやり(愛)から生まれる。親が子に責任を持つのは愛情によるものです。仲間への愛情、思いやりを持っていて、仲間を見捨てない人がチームリーダーと言える。
チームは目標に向かい、困難を解決する過程で「空気」を作り出すことが必要。一人一人の自主性によってチームの「空気」を作りだすこと
自分を、チームを変えるには
① 失敗は筋肉痛とみなすセルフトーク。
② 失敗へのセルフトークは自分を肯定するトークをすること。
「ポジティブ」「一時的」「確定的」に
フリースロー「入りそうだ。必ず入る。できないわけがない」と言い聞かせる。
③ 挑戦した結果の失敗は成長するために必要。
④ 実力と自信の関係は単純な相関関係にはない。
⑤ 謙虚さはイコール努力ではなく、ネガティヴなイメージにつながる。
⑥ 日々の成果はきちんと記録すること。どんなに小さなこと些細なでもそれを積み重ねることで大きなことを成し得る。また、できるという思いを強化する。
⑦ チームリーダーとは、チームの問題をあらゆる手段を駆使して現実を変えてしまう人。チームリーダーに必要な資質はひとつだけ、責任感です。この責任感はチームへの思いやり(愛)から生まれる。親が子に責任を持つのは愛情によるものです。仲間への愛情、思いやりを持っていて、仲間を見捨てない人がチームリーダーと言える。
⑧ チームは目標に向かい、困難を解決する過程で「空気」を作り出すことが必要。一人一人の自主性によってチームの「空気」を作りだすことです。
⑨ 「ごめんなさい」より「ありがとう」を。お互いにお互いを本質的に必要としていることを絶えず確認することでチームの変化、成長がある。
1分間行動イノベーションについて(50秒セルフトークと10秒アクション)
⑩ いいコミュニケーションでよい人生を送れる。よいコミュニケーションの本質は、「本当に自分がしたいことを知ること」です。
・セルフトークは一つ『本当は何がしたい?』これだけを自分に問いかけるのです。
「本当はどんな風だったら嬉しい?」「本当はどうなればいい?」「本当は求めるものは?」
・セルフトークを成功させるコツは、
『本当は何がしたい?』に続いて「例えば?」と質問することです。『本当は何がした
い?』に続いて「例えば?」そして「他には?」と質問してみよう。
⑴セルフトークの後、ほんの小さなことでいい。あなたは「行動」を起こすべきです。
⑵10秒アクション「行動」によって「気分を良くする」「気分を高める」ことができる。
⑶気づきを付箋に書き出す。
⑷やるべきことをノートに書き出す。
⑸「ありがとう」と声にだし、相手に伝える。
⑹口角を上げる
⑺自分に拍手をする
⑻声を出して笑う
⑼ゆっくり深呼吸する
⑩ハイタッチする
🔷拳を合わせる
🔷「おはよう」と元気に挨拶する
🔷「はい」としっかりと返事をする
2016年5月24日
35期生の仕上げです!⑴
10月の新人戦支部大会から半年以上が経ちました。本大会出場をかけた試合で日大2高に敗れてからリベンジを誓い練習、練習試合をこなしてきました。しかし、ちょうどここ期間は体育館が改修で使用できなくなる時期と重なり、毎日が遠征でした。授業が終わりすぐに移動。ボールを始め練習に必要なものをみんなで分担して持って行きました。そんな状況で部員たちに負担がかからないはずがありません。練習内容も練習量もダウンの時間もどうしても不十分に成らざる得ませんでした。こうした複合的なことがジワジワとチームにマイナスの影響を与えていきました。チームとしての成長、進化にブレーキがかかり、そこに怪我でリタイヤするものもまた一人また一人増えていき、チームのモチベーションは下がる一方でした。スタメンが揃って練習する機会が減ってしまったダメージが大きかったように感じます。彼ら自身が元々持っていただらしなさも状況の低迷に泊車をかけました。
2月のTAMAリーグ戦、3月の4校リーグ戦も思うような結果も戦い方もできず、4月の関東大会予選を迎えることになりました。初戦の相手、東海大高輪も日野台とっては分の悪い相手でした。ほとんど手も足も出ないような展開となったのは残念としか言いようがありません。東海大高輪の次の対戦相手の小金井北はスコア的にはほぼ互角のゲームをしていました。小金井北とは直前に練習試合を組んでいたのでその実力は把握していました。日野台と大きな差はありません。強いて言えば日野台の元気のないことだけです。チームのレベルとしては同等です。 しかし、元気ないことや粘りがないことは格上の相手と試合をする上では決定な差となります。むしろ格上の相手には元気を出して粘り強く戦わなくてはなりません。
今の日野台に最も必要なことは第一に元気。そして粘り強さです。第二にプレーの予測と状況判断の中、積極的な決断をすることです。更にお互いに連携と補完しあう関係を築くことが求められると思います。
プレーが断続的で勢いや連続性が失われてしまう現状をなんとか解消し、今のプレーが次のプレーを引き出すようなものを求めていきたい。個々のプレーヤーが持っているスキル、良さをを前面に出してことができる戦うゲームを目指していきたいです。
試合相手は開成高校ですが、本当に戦うべき相手、挑戦すべき相手は自分自身です。自分自身とファイトしてファイトするのです。戦術ではありません、局面局面で競い合い全力を出し切る覚悟があればいいのです。中途半端な気持ちはどこかに吹き飛ばし思い切り無心にプレーできることを切望しています。
2014年3月3日
33期生の仕上げです!
まだTAMAリーグは終了していませんが、現時点で試合の分析をしてみたいと思います。
夏季大会から比べると総合力が大幅に向上できたと言えます。新人戦後の強化がうまくいったことを証明していると思います。特に改善されたポイントは、プレスディフェンスとアーリーオフェンスでしょう。この2点がレベルアップできたことが総合力を押し上げた要因ですね。しかし、この2点においてもまだ、課題はあると感じています。プレスではスティールを狙い過ぎている感があります。もう少し、粘り強く守る意識が必要ですね。特に2線の対応に問題を感じます。もう少しラインを下げ、ボーラーに素早くクローズアウトし、追い込んでいく意識が必要でしょう。フォアサイドの2線は、素早く3線に戻ることが要求されますが、ここで手を抜いているシーンが散見されました。
アーリーオフェンスで得点を上げる機会が多くなりましたが、攻め切れていない感がまだあります。ドライブイン、カットインのスピード感が不足しているような気がします。この辺を改善していくべきでしょう。
多くの課題が残っているのは、リバウンドとセットオフェンスですね。もう一つはセットディフェンスです。具体的にはインサイドへボールが入ってときのクローズアウトの遅さとと2線、3線がもう一つ機能していないことですね。リバウンドはオフェンス、ディフェンスともデータ的にも相手に劣っています。この辺はもっとガムシャラに体を張って反射的にできるようにしなければなりません。ゲームの流れの肝心な場面でのリバウンドは極めて重要です。この意識を究極まで高める必要を感じています。この点でまだまだ淡白だと痛感しています。今の日野台のメンタリティに根付いている悪い点ですね。
セットオフェンスは、今かなり力をいれているプレーです。少しずつですが改善してきていると感じていますが、更なる改善をしていきます。現在、日野台のセットオフェンスでは、トライアングルを作り、攻めるバランスを整えることをテーマにしています。トライアングルをつくることで3メンゲームを展開したいと考えています。特にインサイドにボール入れることを第一優先にしています。身長の低いポストマンであっても攻めることは可能です。バンプからシュートを狙うことがとても大切です。シュートをまず狙い、そこからの合わせをチームとして取り組んでいます。そしてもう一つはオフボールスクリーンの活用、精度の向上です。日野台はスクリーンプレーがうまくありません。お互いの意識、連携を高めて行きたいですね。仕上げはリバウンドです。身長にハンディがあっても飛び込みリバウンドは有効です。シュートを打って2秒に勝敗が集約されているのです。勝ちたい気持ちを表現する具体期的なシーンの一つがオフェンスリバウンドなのです。昨日も書きましたが、今の日野台に光が見えてきたことがあります。1年生センターの成長です。初心者として練習をしてきましたが、1月に入ってからの進境著しさには目を見張ります。夏以降も疲労骨折の心配があり、コントロールしながら練習してきたこともあり、ほとんど特別に教えていることはありませんでしたが、十分戦力になるレベルまで向上してきました。周囲が彼に色々アドバイスをしてきた成果と言えます。さあ4月からの公式戦でも大いに期待できることでしょう。
工夫
課題であるリバウンドを中心に取り組みました。幾つかのアイディアを試しました。やるべき事をより具体的にし、迷わずプレーできる様にしていきたいと思います。まず、リバウンドのルールを構築していくための練習として3メンドリル、リバウンド2on2、4on3ドリルなどを練習しました。また、得点シーンを整理・区分し、ポイントを明確にして練習しました。シューティングでもより実践的で緊張感のあるドリルを展開できるように工夫をします。アーリーやセットでのトライアングルオフェンスを活用も見通しが立っています。その中でアクセントになるのはタフなインサイドプレーです。日野台は身長はありませんが頑張ってもらいます。そういえば、初心者で1年生センターがとても期待できます。見た目はクールというかあまりリアクションがないのですが、プレーそのもののクオリティは間違いなく上がっています。接触プレーも嫌がりません。結構、ガツガツプレーします。楽しみです。期末考査後の4校リーグ戦で、できるだけゲームに出したいと思います。直に結果がでなくても成長の糧となることでしょう。
いま、チームは全体のモチベーションも高く、いい状態です。うまく上昇気流に乗せていきたいものですね。さあ頑張っていきます!!!!!
チームのこれからと課題その10
2011年8月29日
顧問より部員全員に宿題です!
①ノートに現在の状況とその問題点を3つから5つ書く。そして、それぞれの問題点について改善するために今すぐできることを書いてみる。状況をありのままに理解し、態度を変え、行動すると決心するのです。つまり、何を変えたいのか変えるべきなのか、まずはっきりさせよう。向上させたいと思うものをノートに書いてみるのです。
② 試合の振り返りをやりましょう。ありのままの自分を受け入れるためにも試合の動画を振り返ります。そこで気づいた問題点や改善点についてノートに書き出します。何を変えるべきなのか明確にしてみましょう。(八王子東戦、南平戦は必修だよ)
③ 理想の自分になったつもりになる。つまりゴールを具体的に書いてみる。書く際に注意することは、現在形で書くように。(私は~である)また、前向きな表現を使うようにしよう。数字で表せるものは具体的な数字と達成日を書きます。
④ なりたい自分を毎日想像し、ノートに書いてみる。なりたい自分の姿を細部まで詳しく思い描く。とにかくできうる限り細かい要素まで想像するのです。潜在意識は現実と想像を区別することが」できない。確認は人生に変化を起こす上で最も効果がある方法です。なりたい自分をノートに書き声に出して読んで何度も確認しよう。先ほどと同じように現在形を使うことを忘れないように。
⑤感謝の気持ちをノートに書いてみる。前向きな態度に変わる最短の方法は感謝の日記をつけることです。今日は何に感謝しよう?と自分に尋ねてください。
⑥ 得るものと失うものをノートに書いてみる。諦めず頑張ってゴールに到達できたらどんないいことが待っているか書いてみる。とにかく思いつく限り書く。やる気を維持するために楽しいことがなければならない。そしてつぎのページに成功しなかった場合に味わうであろう苦痛をすべて書く。あなたは何を失うだろう?取り組む姿勢を失ってしまった場合、結果はどうなるだろう?これもすべて書き出してみる。
悔しいという気持ちが大切。そこから挑戦や努力しよう!
最初から本気で100%集中して練習に臨もう!!
自分の何を変えたいのか、向上させたいのか、まずはっきりさせよう!
自分を否定しない。まず、受け入れよう。そうすれば変えることができる。
感謝の気持ちを持つ。前向きな態度に変える最短の方法は、感謝の日記をつけること。
自分を信じる心と行動(練習)が一緒になればすばらしい結果がまっている。
理想の自分になったつもりになってみる。
1・2・3線でディナイとクローズアウト(カットイン対策として)
5オン4でクローズアウト(インサイドとアウトサイドの3Pシュート対策)
5オン4でフォアからのカットインおよびモーションnew、クリアー
3オン2+で総合的なドリル(多彩な速攻・トランジッション・プレスなど)
3オン4ドリルまたは4オン5アップ&バック
5オン5アップ&バック
1オン1でボールミートからドライブイン・ギャロップステップ
ポストでの1オン1
プレスドリル5オン5
フラッシュ3メンの実践バージョン(サークル4メンからの速攻)
ノーボール60sec・10~30sec・リアクションとフリーフロー
チームのこれからと課題その9
2011年8月9日
試合や練習での自分の行動、プレーを記録すること
失敗が悪いのではなく、失敗から学び、自分を変えよう!
悔しいという気持ちが大切。そこから挑戦や努力しよう!
プレッシャーに弱いのは自信がないから。自信をつける心構えで練習に臨め!
自分で自分をほめること。自分を信じることを実行しよう!
最初から本気で100%集中して練習に臨もう!!
瞬時の判断と行動、自信と集中力、何も恐れない気迫を身につけるための練習に本気で真剣に取り組みましょう。そのための練習環境を全員でつくりだすことから始めます。
具体的な練習として212(ブルドック)の練習を取り入れます。221を補うためのものです。もう一つは速攻でのプレーを強化・補強するためにオールコート3対2リピートを行います。実用的なセットプレーにレベルを引き上げる。守りおいても攻撃においても一つ一つのプレーでテーマ(狙い)をもって臨むべきです。プレーを最後までやり切る強い意志とそれを支えるための具体的な目標・狙い(その場面場面で)を共有しながら展開できるチームを目指すべきです。共有するためにはコミュニケーションは必須です。その土台を常日頃の練習で築きあげましょう。とくにセットプレーでの指示は重要でしょう。
プレッシャー(ストレス)を練習の中に入れるさらなる工夫をします。
チームのこれからと課題その8
2011年7月1日
常にこの練習の本質ってなんだろう?と考えること
試合に直結するようなメンタリティで練習に臨むこと
プレッシャーがあればこそ集中力を高める効果がある
『自分自身の経験を信じるしかない』経験は糧となる。
集中+リラックスというメンタル状態を作り出すことがベスト
『根拠のない自信』は緊張状態から解放するためにはとても効果的
状況を瞬時に判断して行動に移す。その質でバスケットが変わる
脳は「快」の状態になっていると 脳が覚醒し、集中力が高められていく。
スポーツ雑誌のNumberに『メンタルは練習で強くなる』という記事が載っていました。常にこの練習の本質ってなんだろう?と考えることで精神的に追い込むことができれば試合の方が楽になるという。試合に直結するようなメンタリティで練習に臨むことができれば試合では自然と自分の力を発揮できる・・・。大いに参考になる話ですね。もちろんメンタル面が改善されてもスキルや戦術で失敗することもでてきます。こんな時にこそプラス思考でプレーをしたいね。あとプレッシャーについてもプレッシャーがあればこそ集中力を高める効果があるという話も載っていました。
重圧に押しつぶされないために避けるべき心の動きは次の一言。『早く楽になりたい』この感覚に襲われることが失敗への誘い水だそうだ。『自分自身の経験を信じるしかない』経験は糧となる。どれだけの練習を積んできたか・・・・。
もう一つ先生が重要視していることは『瞬時の判断力』です。バスケットには選択肢が無限にあります。状況を瞬時に判断して行動に移す。その質でバスケットが変わります。脳科学者の茂木健一郎氏は、集中+リラックスというメンタル状態を作り出すことがベストだと解説しています。脳をリラックスさせるための方法があるといいます。『根拠のない自信』は緊張状態から解放するためにはとても効果的だそうです。これも興味深い話ですね。
ヒントはたくさん有ります。一つ一つのプロセスを大切にして、秋の新人戦支部大会で結果を出すためにどんどんトライしていきたいと思います。
チームのこれからと課題その7
2011年5月14日
インターハイ予選に向けて課題を整理します。
①メンタルからのアプローチ(プラスのイメージ、自信)
②ディフェンスを頑張って頑張って、しかしファールをしない
③相手のシュートミス(リバウンド)を全員で取りにいく
④リバンドからの速攻。
⑤思い切りのよいシュートを狙い、後は全力でリバンド!
⑥フリースローの確率を上げる
●マネジメントの7つの役割
以下(1)~(7)は、ドラッカーがマネジメントのあるべき姿を示したものです。これを『自分マネジメント』に置き換えて考えていきましょう。
(1)『人間』に関わること→ 人の強みを生かし、弱みを無意味に
経営資源の『ヒト、モノ、カネ、情報』のなかで最も重要なのが『ヒト』の活かし方であるといっています。これは前号でもお伝えしたように、『2つ以上の強みが、1つの弱みを消す』というように、強みを伸ばすことを重点にしていきましょう。
(2)人と人との『関係』に関わること
組織の成果は『人と人との協業』の度合いによって、大きく左右されますが部下と『協業』しようと思っている上司がどれだけいるか、は疑問です。
いつまでも『俺のいうことを聞いていればいいんだ!』というバカ上司の下では、その関係はマイナスです。
よって組織の業績もあがらない…。もし、上司が協業を心底求めているのであれば、それに答えてあげましょう。
(3)あらゆる組織の人間が仕事について『共通の価値観と目標』をもつこと
これは先ほど書いたように、共通であるがゆえに、価値観や目標を決める段階に関与する必要がある、ということです。
最終決定権は社長やリーダーにあるのですが、自分の価値観と180度違うものであれば、それがストレスの源泉となります。
ビジョンを少しでも共感できなければ転職をお勧めします。
(4)組織と成員を『成長』させること→組織は『学習と教育のための機関』
転職の最終判断は、『その組織で学習の機会があるか』だと考えます。
そこで働くことで学ぶものがもう無い、とか学習(や経験)の場を与えてもらえない、という組織であれば働く意味がありません。
強制収容所で労働させられているようなものです。さっさと見切りをつけましょう。
(5)異なる技能と知識をもった人たちが『意思の疎通』をし『個人の責任』を確立すること
自分にはないスキルや知識をもった人は尊敬できます。さらに自分と違う価値観をもった人と付き合うと、大きな気付きがあります。
ただし、価値観が違う人とひとつの組織で働くと、必ずぶつかりますので、協業できるかどうかは別物です。
お互いがアドバイザーのようなスタンスで関わることがベストでしょう。
(6)成果の評価基準は利益だけではなく、関わるすべてが重要。常に『評価・測定』できるようにすること
目先の成果だけを評価対象とすることを『結果主義』といい、成長レベルまで含めた評価を『成果主義』といいます。
このことは『成果主義』の正当性をあらわしていますが、例えば上司のなかで『今月の目標達成ができていない奴は一切の発言権なし』というバカがいます。
『目立たないけど明らかに成長していること』をわざわざ探して評価してくれる上司は貴重です。
いつか恩返しができるように頑張りましょう。
(7)成果は常に外部(=顧客)の満足で図ること
これも同様で『目先の売上』だけで成果を評価するのではなく、『タイミングさえあえば、商品を買ってくれる客』=見込み客をどれだけ確保したか、またはユーザーからの喜びの声をどれだけ得られたか、が成果として認められます。
『自分の顧客(見込み客)はこれだけ満足している』ということを証明するためには、『顧客の声』を積極的に集め、レポートにすることをお勧めします。多くの声を集めることを優先しましょう。
チームのこれからと課題その5
2011年2月23日
多摩リーグが終了しました。この大会を通してチームは大きく成長しました。戦術的にはレベルが上がってきました。日野台らしいプレースタイル、目指すべきプレーが明確になってきました。一人一人の力量を考慮するとボールを長く持っていることはプラスにはなりません。ボール離れをよくし、パスワーク・パス&ラン戦法を徹底することです。スピーディな展開の中でのアウトサイドからの1:1・ミドルシュートやインサイドのポストプレー(シンプルでタフなプレー)が目指すべきものです。
勝負強さ、流れをつくることにもっとどん欲なることがこれからの更なる課題です。取れる点は絶対に取る!たたみかける場面では徹底的に頑張る意識をもつ。無駄な失点は1点も与えない!全員で頑張り切る!練習にも工夫を加え、より実践的な緊張感を再現してプレーするようにしたいと思います。
また、チーム全体の底上げをし、選手層を厚くする事も課題です。現在、ガード;島津 フォワード:長谷川 岩垂 立野 センター:千葉というスターティングメンバーです。
ガードには坂井、フォワードには橋本、藤井、センターには武内を交代で戦っていけるように全体・戦術のレベルを上げていきます。
日野台のオフェンスで最も大切にすべきシュートはジャンプシュートでしょう。実力が接近している場合、速攻や3ポイントシュートはそれぞれ5本程度でしょう。現実的にはジャンプシュートがウエートを占める事になります。パスワークでゆさぶり、カットインやポストプレーも絡めていきますが、ジャンプシュートの精度を上げていく事がレベルアップには不可欠です。ジャンプシュートの精度を上げるためには、シュートドリルでのファンダメンタルが極めて重要です。一歩目で確実に止まり、2歩目でバランスをとる。まっすぐにジャンプすることが大切です。筋肉は3週間で新しことを学習します。あとは自動化し、ほとんど無意識に動かす事ができます。正しい運動を身につけないと間違った、効率が悪い運動を覚えてしまいます。
動的ストレッチなどでも同様です。正しい体の使い方、筋肉の動かし方を学ぶ事が必要です。トップアスリートほど基本を大切にします。基本的な練習を丁寧に常に正しく行う事を習慣化しましょう。
指導のポイントして
①全体を示す(関連性を理解させる)
②プラスイメージで伝える(こうできたらこういういい結果をもたらす・・・)
③ゲームの『流れ』をつくるプレー(場面)を強調する
④実践的な練習を意識させる
⑤プレーヤー自身が内から意識を変えていく
チームのこれからと課題
2010年11月1日
今、力を出し切ったという満足感と残り3.9秒で1点差を逆転できなかった悔しさと2つの気持ちがあります。
振り返れば、この1ヶ月、新人戦大会にむけて緊張感の中で練習や試合をすることができました。この間、中間考査や修学旅行(2年)があり、苦しい練習スケジュールのなかでの戦いでした。そういった状況でよく大一番(桐朋戦)で自分達の力を出し切ることができました。けが人のトラブルもなくよくコントロールすることができた1ヶ月だったと高く評価したいと思います。
ゲームに目を向けてみると、日野台の弱点の一つである立ち上がりも上々でした。相手との駆け引きの中で、粘り強くゲームを進めることもできました。10点差のビハインドも1点差まで詰め寄ることもできました。残り3分での日野台の攻防は素晴らしいものでした。桐朋レベルのチーム(ベスト32)と互角に戦えたと評価したいと思います。
勝負できるところまでレベルを上げることができたのは、いままでの練習の成果、選手の努力の賜物です。やっと手が届くところまできました。しかし、ここからが本当に大変なのです。届きそうで届かない。追い越せそうで追い越せない。真価を問われるのはこれからです。本当の戦いがこれから始まるのです。高い意識、強い意志を持つことが要求されます。強いチームの共通点として、相手のミスにつけ込んでくることができることが上げられます。勝負だと判断すれば、怒濤のプレッシャー、攻撃を仕掛けてきます。日野台にまだ不足しているのはそれだと思います。粘り強くゲームを進めることはできるようになりました。この点はさらにレベルアップさせましょう。しかし、それだけでは物足りません。不十分です。相手が隙を見せれば、そこにつけ込む強さを身につけなけらばなりません。こちらが勢いを得ることができればそれに乗じて、怒濤の攻撃、プレッシャーをかけることができる力を持ちましょう。
日野台に必要なのは、勢いに乗じた、勝負所での集中力だと思います。思い切りのよい(決断力)攻撃、ここ1本でのシュート力、そしてリバウンド!!残り3.9秒でゴールを決められる底力を身につけましょう!そうです”3.9秒”を忘れることがないように心に深く、刻みたいと思います。
最後まで勝負を諦めず、粘ることができた要因の一つは間違いなく、リバウンドです。特に、2年生の長谷川くんが大事な場面でのディフェンス、オフェンスでのリバウンドで奮闘していました。これまであまりみられなかったことです。このリバウンドへの奮闘、執念を持つことができれば、日野台は大きく躍進できることでしょう。このことも決して忘れることなく心に刻みましょう。そして勝負強いチームを目指し、そのために必要な練習をこれから積み上げていきましょう。